アルマス広場 Plaza de Armas

アルマス広場は旧市街の中心で、スペイン人の征服者ペドロ・デ・バルディビアによってサ ンチアゴ市が設立されて以来、行政・商業 及び社会生活の中枢としての役目を果たしてきました。
周囲には大聖堂、市庁舎、国立歴史博物館、郵便局などがあり、現在は、市民 の憩いの場として、様々なパフォーマンスが披露されたり似顔絵描き、アクセサリーやおもちゃ等が出店されていたり、観光客や地元の人々で賑わっています。

サンタルシアの丘 Cerro de Santa Lucia

サンタルシアの丘は高さ70mの小さな丘。スペイン人侵略者バルディビアが先住民の抵抗に対抗するために築いた要塞 で、現在頂上に僅かに石造りの建物の跡が残っています。当時は市を一望できるため、見張りや偵察の場所として使われました。現在は、階段や噴水、広々とした芝生が広がり、恋人たちのデートスポットとしても有名です。

モネダ宮殿 Palacio de la moneda

スペイン語で貨幣という意味のモネダ。元々は1805年に国の造 幣局として建設され、1846年から大統領府として使用されてきました。
1970年、南米で初めて選挙による社会主義政権を誕生させたアジェンデ大統領が、1973年、米国の後援を受けたピノチェト将軍率いる銀部がチリの911と呼ばれる軍事クーデターを起こし、その際空爆を受け炎上。アジェンデ大統領は自ら銃を手にし、自害した事で世界的に有名になりました。
宮殿前の憲法広場で行われる大統領府を警備している衛兵の交代式は観光名物のひとつとな っています。

サンチアゴ大聖堂 Catedral de Santiago

バルディビア一行によりまず街の中心に教会を建てることが計画され、1558年にこの大聖堂が建設されました。ここを起点にサンチアゴの街づくりが始まったと云われています。
チリ・カトリックの総本山であり、 熱心なカトリック信者の多いサンチアゴの人々の精神的な支えとなっている重要な場所です。
大聖堂内に数多く展示されている宗教的絵画や聖具、見事な内部装飾も見応えがあります。