果てしなく広がる天国のような光景

南米ボリビア中央西部アルティプラーノにある世界最大の“塩の大地”ウユニ塩湖。
標高約3653m、南北約100㎞、東西約120㎞、真っ白な大地が果てなく広がっています。
この塩湖は時期によって見せる姿を変え、私達を魅了します。
乾季(5~11月)には、真っ白な塩の結晶でできた亀甲模様が果てしなく広がります。
雨季(12月~4月その年によって差はあります)には降った雨が平らな大地にうっすらとたまり「天空を映す鏡」となり、例えるならば天国のような神々の庭?のような神々しささえ感じるほど不思議で幻想的な奇観になります。
元々ウユニ塩湖は、はるか昔アンデス山脈が隆起した際に大量の海水が山と共に出現し、塩の層が創られたと云われています。
また、「世界で最も平らな場所」と評されるように高低差が50センチもないため、雨季に降った雨が波もたたないほど薄く広がった水面に『天空の鏡』と形容される世界一大きな自然界の鏡が期間限定で現れます。

絶景を見るための条件とは?

ウユニ塩湖の雨季とはどんな感じなのでしょう? 雨さえ降れば鏡張りが見れる!と思っていませんか?

その① 雨が止んで、晴れていること

皆さんがウユニを訪れる2日目までに雨が止んでいるのが最高の条件です。

 

その② 塩湖にうっすらと約1センチほどの水が張っていること

大雨が降ると水深が50センチに達することもあり、例え4x4車といえども塩湖に入ることはできません。

その③ 風が吹いていないこと

風があると、1センチの水溜りといえども波が立ち波紋が現れてしまいます。

簡単にまとめると、この3つになります。
そして更に以下の条件が整うとその確率は数段上がってきます。



その④ 地平線上に対象物があること

どこが地上との境目かを知るため、そして写真を撮るときの重要な基点になります。

その⑤ ウユニを知り尽くしていること

どこにでも良い条件で水が張っているわけではなく、塩湖を熟知したガイドとドライバーが頼りです。



ウユニ塩湖自体標高3000mを超える高地の為、無風状態はなかなか難しいのですが、その日の天候とあなたの運次第で最高のコンディションのウユニ塩湖を見ることができるでしょう!


2015年2月ウユニ塩湖ツアーにて撮影。数センチと薄く水が張った状態


2014年2月ウユニ塩湖ツアーにて撮影。湖面が少し揺らいでいる。

最高のタイミング!満天の星空となる新月



天空の鏡を楽しむのは昼だけではありません!

どこまでも真っ白な塩湖と空のスカイブルーとのコントラストが美しい昼間のウユニ塩湖が魅力的なのはもちろんですが、楽しみむのは昼間だけではありません。
日の出から日が沈むまで、そして真っ暗闇な天空に星が煌き出すまでの全ての時間がウユニ塩湖の見所と言っても過言ではありません。
それは訪れた人にしかわからない世界。この時ばかりは寝る間を惜しんで夢幻的なウユニワールドを体験してみてはいかがでしょうか。
このツアーでは、まさに星の輝きをさえぎるものがない「新月」の日にウユニ塩湖に滞在して頂くので、最高の条件がそろえば、『極上の夜空』に出逢うことができます!

まるで浮かんでいるような不思議な光景

みんなでトリック写真に挑戦

こんもりと詰まれた塩の採取場

新月に行くウユニ塩湖5日間 《ボリビア》

今一番観たい絶景、ここにあり。天空の鏡に魅せられる旅

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